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【設備講座#4】換気設備② ダクトと機器の作図・検討ポイント【動画付き】

2025.10.04(Sat)

初心者講座建築設備知識

【設備講座#4】換気設備② ダクトと機器の作図・検討ポイント【動画付き】

YouTubeチャンネルにて『勉強会動画④』をアップロードしました。

今回は「ダクト設備」の作図編として、施工図を作図するときの基本ルールや注意ポイントを説明しています。

動画内で説明している内容の補足をスライド毎に簡易的に解説します。

内容は業界経験2年~5年生あたりが対象となります。

 

ダクト設備

1.ダクト作図 ダクト関連

角ダクトを途中でサイズ変換する際に、風の流れをスムーズにするためにホッパーの角度のルールがあります。

CAD上ではある程度自由に角度をつけて作図できてしまうため、納まりが悪い箇所では無理な角度のホッパーを作図してしまうこともありますが、急角度になるとダクト内の損失が高くなり目的の風量がでなくなる可能性があります。

どうしても納まらない場合はダクト内にガイドベーンを設置して調整する場合もありますが、まずは標準ルールを知った上で作図する癖をつけることが大切です。

 

全熱交換器や天井扇のダクトはそのフロアの外壁にベントキャップを設ける、またはガラリに接続する場合がほとんどです。

外壁のベントキャップは雨が侵入しにくい構造にはなっていますが、それでも強風・豪雨時は雨が入ってしまうことが少なからず発生します。

雨の侵入対策を徹底することは困難なため、侵入した場合に雨がダクト内に留まらず排水される構造を作ることが大切になります。

ガラリの場合はチャンバーや接続ダクトの底面に外向きの勾配を設ける。

ベントキャップの場合はダクトを室内で一度振り上げてから展開することで、侵入した雨水を排水できます。

外壁部は梁があったり、梁貫通のダクトはスラブとの離隔が取れずに立ち上げが困難な場合もありますが、それでも雨水侵入時に漏水が生じてしまえば施工者の責任として現場確認と是正対応が必要になるケースも多くあります。

角度が付けられない場合も、水平より若干でも勾配を設ける、継手内部にシールを施すなど対策方法はいくらでも検討できます。

まずは作図者が納まり的に厳しいかどうかを確認し、図面に表現することがトラブル防止につながります。

 

機器や器具に接続するダクトは、機器の振動を切り離す目的と、器具の最終的な高さ合わせの目的でフレキダクトを使用します。

基本的にはスパイラルダクトで施工し、フレキはあくまで機器接続部のみOKの場合が多いため、むやみやたらにフレキダクトの長さを長くしてしまうとルールを逸脱してしまいます。

フレキの長さは設計時点で明記されていることが少ないため、多くは施工管理者が設計と分科会にて協議し決めていく流れになります。

作図者は最初にルールを確認すること。そして極力ルールの範囲内でフレキを長めに確保し継手を減らす努力をすることで、コストを抑えることにもつながります。

 

防火区画貫通箇所にはFDを設置しますが、作図者はとにかくメンテナンス性を意識して検討することが第一になります。

梁がある、他の設備がある、点検口が付近に設置できない・・・

色々な理由が生じますが、「このFDは点検が難しいけど仕方ない」はNGです。

どんな理由があれど、法律で設置と点検義務がある以上はしっかりと検討した図面を最終的に作図する必要があります。

意匠設計から見栄えを優先し点検口が設置できないと言われたとしても、法的義務があることを盾に頑として突っぱねることも施工管理者の大事な責務です。

が、それでも意匠も当然大事です。

費用は上がりますが、1.6tダクトの範囲を長くしてFDの設置箇所を変更すれば納まる場合もあります。

知識は武器です。色んな方法を検討し提案できるようにしましょう。

 

直管と継手はビスで縫い付けて施工するため、ダクトの継手にはビスで止めるための差し込み代があります。

そのため、エルボとホッパーや分岐チーズとホッパーなど継手同士を繋ぎ合わせて作図してしまうと、現地でどうしても最低限の短管が必要になり納まらなくなる場合があります。

作図時に、特に継手同士が近すぎて納まりが悪い箇所については注意して作図することが大切です。

それでも納まらない場合に、継手同士をくっつけた部材を製作することも場合によっては可能です。

ただ事前に準備する必要があるため、イレギュラー箇所はそれを図面上に表現するとより親切な図面になります。

 

2.ダクト機器作図

ストレートシロッコファンは天地反転での設置ができるため設置の自由度は高いですが、それでも機器の不具合時を考慮してメンテナンスができることを前提に作図が必要です。

機器の点検を考慮してなかったり、図面上に天地反転を表現していないと、職人さんが図面の向きの通りに設置したら点検口が逆だったり、風の流れ方向と逆に設置してしまったり。

そんなことある?といったトラブルも、図面の表現一つで起こってしまいます。

施工中に気付いて是正できればよいですが、天井が仕上がったあとだとやり直しも非常に困難です。

そういったトラブルは利益流出につながってしまいます。

分かりやすい表現やそのルールを統一管理すること、作図者も図面管理者も双方が意識して作図していきましょう。

 

フィルターの引き抜き点検は、現場での重要品質管理項目の一つになります。

ゼネコンさんや設備会社さん毎に管理のルールは異なりますが、点検表を作成し1台ずつ引抜チェックを行い写真管理まで徹底している会社もあります。

それほどに、フィルター前に他設備が干渉したり、梁がぶつかってメンテナンスができない事例が多く発生してしまうのです。

干渉する要因の一つに、機器下部を通るドレン管や天井材の吊りボルトが干渉する場合があります。

これは図面ですべて管理することが困難なため、現地でのチェック管理が重要になります。

施工図ではフィルター引き抜きの表現を徹底し、作図者・管理者・職人さん全員が意識共有できる図面にすることで、現地でのトラブルを少しでも事前回避できるため、意識した図面作図を行いましょう。

 

CAV/VAVは病院や研究施設など、風量制御を徹底する施設に使われることが多い機器になります。

そのため現場経験によっては全く携わらない場合もあるかと思います。

普段扱わない特殊な設備がある場合は、必ずメーカーが作成している機器の施工要領書を入手して細かく確認することが大切です。

CAV/VAVの場合、風量制御が正確に行われるように機器前後の直管長さの規定があります。

このルールはメーカー毎に異なるため、先に選定メーカーから取り寄せし確認する必要があります。

CAVと設置するのですから、その施設は風量制御を正確に行う必要があります。

この短管が納まりに結構な確率で影響を及ぼすため、初期検討段階からきちんと把握し図面に反映していきましょう。

 

 

 

動画の内容とはまた違った側面で記事を書いていますので、動画と合わせてご確認いただければと思います。

次回動画は「衛生設備 配管編」を2025年10月8日(水)更新予定です。

 

 

この度、YouTubeにて「建築設備の図面屋さん」チャンネルを新規開設いたしました。

https://www.youtube.com/channel/UCQppktUn44lnEoW3DlrE7qg

 

このチャンネルでは、建築設備の勉強会、設備CADの操作知識、資格試験の解説に関する動画などを公開していく予定です。

 

株式会社PFCは受託から現場派遣までさまざまな形で図面対応を行う設備施工図製作会社です。
図面1枚から対応いたします。ご依頼はお問合せフォームまで。

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