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【設備講座#7】外構設備①外構配管と桝の施工基準【動画付き】

2025.10.25(Sat)

初心者講座建築設備知識

【設備講座#7】外構設備①外構配管と桝の施工基準【動画付き】

YouTubeチャンネルにて『勉強会動画⑦』をアップロードしました。

今回は「外構設備」の基本編-配管と桝-に関して、桝の種類や外構設備の基準などを紹介します。

動画内で説明している内容の補足をスライド毎に簡易的に解説します。

内容は業界経験2年~5年生あたりが対象となります。

 

目次

配管と桝

1.配管材

屋内配管では様々な材料を使用することができますが、外構に土中に埋設する配管となると使用できる材料・材質が大幅に少なくなります。

排水配管は一般的には塩ビ管を使用します。

塩ビ管にはVP管とVU管があり外構ではVU管が多く採用されますが、サイズによって使用条件が分かれる場合もあります。

例えば「100A以下はUP管、100Aを超えるサイズからVU管を使用する」など、設計図に明記されているパターンから、設計監理と協議して決定する場合もあります。

 

外構給水配管は引き込みのメイン管は大口径のため、SGP-VD管やエスロハイパーが採用されることが多く、散水栓系統は径が小さいためHIVP管が採用されることも多くあります。

ただ設計図の特記でHIVPの記載がない場合は、使用する際はこちらも確認することが重要になるため留意しましょう。

 

高性能ポリエチレン管・エスロハイパーは、特に大口径の配管の際に鋼管と比較し施工性の向上も期待できます。

現在では役所の物件などでも採用が多くなってきているため、設計指定が無い場合でも変更提案が比較的しやすくなっている印象です。

特に鉄道が近くにある場合に迷走電流による腐食対策として材料変更提案を行うことも一つの手法です。

外構配管は施工する時期やタイミングが工期全体を考える上で非常に重要になってきます。

工数を削減するために施工性の良い材料を選定することも一つのポイントとして視野に入れ材料選定をしていくと良いでしょう。

 

2.土木事務所と外構設備の各種仕様

外構設備で主に排水管に関連するルールについては、屋内配管とは仕様が大きく異なる場合があります。

屋内配管は一般的に国交省が発行する公共建築工事標準仕様書(機械設備工事)によって定められています。

それに対し、外構設備の仕様については地方自治体毎に仕様が定められており、各所轄の土木事務所が管理をしています。

理由は地域ごとに公共下水道管・排水処理設備の規模が大きく異なることにあります。

排水管と雨水管においても、公共下水道本管でそれぞれ分けて敷設されている地域もあれば、そもそも地域全体で排水と雨水を一つの下水道管で管理している地域もあります。

これにより、宅地からの排水管の流出条件が異なり、屋外合流方式と分流方式が決定されます。

これらは土木事務所が管理を行っているため、設計段階でその地域の土木事務所と協議し排水ルールを確認して設計図に反映していきます。

 

施工図面を作成する上で特に留意が必要な点として、外構排水管の勾配ルールも地域ごとに異なるため注意しましょう。

一般的に屋内排水管よりも外構排水管の方が勾配を厳しく選定する場合があります。

敷地が広い場合、この勾配基準に沿って検討すると下水道本管のレベルよりも建物からの排水レベルが低くなり納まらなくなってしまうことがあります。

また配管のレベルは多くの場合、建物の地中梁スリーブの高さが一つの基準となってしまいます。

そのため、かなり初期段階から外構配管が納まるか検討することが大事になるため、極力乗り込みすぐに外構配管に関連する仕様について設計者と確認を行うことが大切です。

特に設計図では1/100で勾配検討していた場合でも、土木事務所に確認をしたら一般的な厳しい条件の勾配を求められ変更となる場合も多く見てきました。

必ず選定条件と、事前協議を行っているかを確認し、曖昧であれば早めに土木事務所に確認しましょう。

 

3.桝の種類と選定基準

桝には主にコンクリート製のものと塩ビ製のものがあります。

塩ビ製のものは基本的にメーカーの既製品を使用するため、安価で施工性もよいので極力塩ビ桝を採用しましょう。

ただし塩ビ桝の使用する条件があり、こちらも地方自治体によってルールが異なります。

選定条件として桝の設置深さが一つの基準となりますが、1.5m以下を塩ビ桝・それ以上を人孔桝とする場合もあれば、その深さの基準が1.2mや2.0mなど条件が変わります。

深さが深いほどメンテナンスが困難になるため、人が入って点検できるように人孔桝の採用を求められるため、ルールが曖昧な場合でも点検時のことを考慮する視点も大切です。

施工図検討していくと、設計図よりも深さが上下することが多くあるため、この条件を最初に把握していないと施工図に反映することが困難なため、必ず最初に確認しておきましょう。

 

雨水桝には泥だめを設置するルールがあります。このルールは共通のルールのため必ず守りましょう。

汚水桝と雨水桝では根本的な使用する材料もルールも異なるので、排水系統を把握した上で作図や発注管理を行うことが大切です。

 

4.桝蓋と地盤仕上げ

桝には最終的に地盤上に蓋を設置します。

蓋の仕様はその設置する場所の地盤仕上げ材によって異なるため、建築の仕上げ図を把握することが必須です。

桝が配置される場所は、歩道・植栽・車道どこになるのか、また砂利道、アスファルト舗装、レンガブロックなど様々な仕上げのパターンが存在します。

特に設計図の通りに桝位置を設置できるとは限らないため、設計図の選定材から変更となることも多くあります。

特に車道部に配置する場合は、通行する可能性のある車両を把握した上で桝の耐荷重を選定する必要があります。

そのため、建築の外構配置図に外構プロット図を施工図を基に作成して、桝位置の仕上げを確認しながら検討することが大切です。

特に建物の正面・玄関前などは意匠的にもこだわる箇所になり、桝の配置について意匠的な指摘が出る可能性もあるので、プロット図を早めに作成し設計確認するようにしましょう。

 

5.敷地境界線付近に設置する公設桝・第一バルブ

公設桝(公共桝)とは、下水道本管に接続するための敷地内排水管の最終桝のことをいいます。

公設桝以降は、下水道本管に配管を接続しますが、配管に直接接続を行う場合は「取付管」を施工する必要があります。

または、公道などに設置されている本管のマンホールに配管を接続する場合もあります。

敷地外の公道の配管工事に関しては、各自治体の管理物となり土木事務所からの指定工事になります。

管轄の範囲は公設桝までとなり、公設桝以降の建物内配管については基本的に建物の所有者が管理するものとなります。

そのため、どの現場でも公設桝の位置と本管に接続するルートは土木事務所に確認と申請が必要になるため、好き勝手に位置を決めることはできません。

特に公桝は設置位置が敷地境界から離れてしまうと、それだけ公共配管が宅地内に入ってしまうため、敷地境界線ギリギリに設置するように求められます。

この境界線付近は雨水側溝やフェンスなど建築物を配置計画されていることが多いため、桝の仕上げと干渉してしまう場合があります。

まずは建築図面と重ねて位置を建築と協議し、多少調整が必要な場合はその図面をもって土木事務所と確認を行うことが大切です。

「建築がNGと言ったから」では役所には通用しません。

しかし早めに共有しないと、建築も段取りや材料製作を進めてしまい、また意匠的にも影響があれば施主確認も必要になります。

外構のプロット図は比較的後回しになりがちで作成しないことも意外とありますが、大事な調整ポイントが詰まったかなり大切な図面となりますので、建築外構図の作成を煽ってプロット図作成を早めに行うようにしましょう。

 

 

6.お知らせ

動画の内容とはまた違った側面で記事を書いていますので、動画と合わせてご確認いただければと思います。

次回動画は「設備講義動画NO.08 外構編②」を2025年10月29日(水)更新予定です。

 

 

この度、YouTubeにて「建築設備の図面屋さん」チャンネルを新規開設いたしました。

https://www.youtube.com/channel/UCQppktUn44lnEoW3DlrE7qg

 

このチャンネルでは、建築設備の勉強会、設備CADの操作知識、資格試験の解説に関する動画などを公開していく予定です。

 

株式会社PFCは受託から現場派遣までさまざまな形で図面対応を行う設備施工図製作会社です。
図面1枚から対応いたします。ご依頼はお問合せフォームまで。

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