設備CAD・TFASの便利機能を紹介します。
今回は意外と知らない方も多い「雲形」の機能です。
建設現場の図面では質疑や問題点の箇所を『雲マーク』で表現するのが一般的です。
通常の雲マークを作図する際、『基本図形→雲形→矩形・多角形』にて雲マークを作図することができます。
単発で囲みたい場合は「矩形」、広い範囲や指定範囲を囲みたい場合は「多角形」が便利です。
この機能で多角形を使うと、範囲が広いほど雲マークが大きくなり少しわかりづらくなるのが欠点です。
実は雲マークにはもう一つ”隠し機能”があるのをご存じでしょうか?
TFASには通常のツールバーには存在しない機能でも、ツールバーカスタマイズのアイコンで使える機能が存在します。
『表示→ツールバーカスタマイズ』でカスタマイズ画面を表示します。
「分類→基本図形」を選択し、下の方に雲マークのアイコンがあります。
このアイコンで雲マークを作図すると、パターンを「矩形」の通常パターンと「円弧均等」から選択することができます。
円弧均等で作図すると、好きな形で指定の範囲をわかりやすく囲うことが可能です。
機器表の指定範囲や多角形の部屋の形を雲マークで囲いたいときなど、非常に便利な機能です。
知らなかった方は是非使ってみてください。
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