設備CAD・TFASの便利機能を紹介します。
今回は知ってる人は知っている、実は便利な隠し機能「$を使った文字列」をご紹介します。
TFASで文字を書く際に、今の日時やファイル名を自動表示する機能があるのをご存じでしょうか?
図枠に印刷日やファイル名の項目を作成し指定文字を記入すると、出力時のデータを読み取り自動更新して出力してくれる便利な機能です。
方法は簡単。
通常の文字記入に$マークの後に特定のアルファベットを入力するだけでデータが自動出力されます。
例えば$Dと入力すると現在の日付が自動表示されます。DはDAY’Sのことを指すようです。
この機能を使う際は、文字はすべて半角文字にする必要があります。
また、文字列は文字の途中に入れても機能するので、『印刷日:$D』と入力すると下記のように表示されます。
主な機能は下記の通りです。
$D | 図面を開いたときの年月日 |
$F | 図面のファイル名称 |
$H | 図面を開いたときの年月日+時間 |
$P | 図面の設定用紙サイズ |
$S | 図面の設定縮尺 |
$T | 図面を開いたときの時間 |
基本的に図枠に入力すると便利な機能ばかりです。
印刷設定のヘッダ・フッタ設定でも日付やファイル名を自動出力することはできますが、
この機能を使うとTFAS毎の設定に関わらず自動出力させるのが一番の利点だと思います。
現場で職人さんに渡した図面が最新図かわからなくなり品質トラブルになる事例をよく聞きます。
現場毎に品質管理のルールとして活用してみてはいかがでしょうか?
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