設備CAD・TFASの便利機能を紹介しています。
今回は傍記機能で配管勾配と流れ方向の△マークを自動作図する方法を紹介します。
仕事柄いろんな方の施工図を拝見する機会が多いのですが、勾配や流れ方向の△マークを手動で文字作図されているのをよく見かけます。
しかし手動で作図した場合、勾配を変更した場合やルート移動した際に文字情報が追従しないため非常に不便です。
簡単な機能ですが、作図・設定方法をご紹介します。
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まず傍記の設定画面を開きます。『空調/衛生→作図設定』を開き、「傍記」タブの「詳細設定」を開きます。
詳細設定画面の一番下の「勾配に勾配記号を付ける」にチェックを入れましょう。
これで設定完了です。
『空調/衛生→勾配→表示』機能を使うと、勾配を作図することができます。
勾配記号を付けると、自動的に流れ方向に対して△マークが表示されます。
この方法で勾配を作図すれば、仮に作図後に勾配を変更しても勾配情報が追従変更されます。
勾配を設定しない、または解除した場合は「水平」の表記になります。
作図しているデータが勾配付けて作図されているのか確認できるので、間違い防止にもつながり非常に便利です。
排水系の配管作図時にはぜひ勾配表示機能を活用しましょう。
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