設備CAD・TFASの便利機能を紹介しています。
今回は排水配管を作図する際に”ロングエルボ”の作図を自動で行う方法です。
排水配管の中でも、特に汚水系統の配管は詰まり防止のため合流部を45度Y、曲がりをロングエルボを使用するのが主流かと思います。
しかしTFAS上では未設定のまま作図すると通常のショートエルボで作図されてしまうため、修正する場合非常に面倒です。
すごく簡単な設定なのでご紹介します。
『空調/衛生→作図設定』を開き、「ルーティング」のタブを選択します。
その中に排水配管の設定でエルボを「ショート」と「ロング」から選択することができます。
「ロング」に設定すると、通常ルーティング時に曲がりをすべてロングエルボで作図することができます。
これだけです。単純ですね。
ただ私は結構最近まで設定方法を知らなかったので意外と重宝しました。
特に近年、排水管の曲がり継手の種類について指定のある施主や設計者、施工会社も多くなっている気がします。
正しくロングエルボで作図をしておかないと、トイレ廻りの配管などは意外と納まらなくなってしまうことがあるのでよく確認しましょう。
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