YouTubeチャンネル「建築設備の図面屋さん」にて、毎週月曜日と水曜日に設備動画を発信していきます。
今回はTFASでの「外部リンク」の設定と活用方法について紹介します。
目次
1.YouTube動画(建築設備の図面屋さん)
動画構成【全編 15:15】
🍀目次🍀
02:03 1. 外部リンクの設定方法
12:00 2. 外部リンクの運用注意点
外部リンクの機能とは、作成している図面データに別のファイルの図面データをリンクさせることで、常に最新のデータを読み込み表示させることができる機能になります。
よく利用されるのが建築の平面図や図面枠データなど、複数の図面で共通して活用するデータに外部リンク機能を使用することで、更新作業が生じた場合にリンク元データを更新することで複数データに同時に反映することができる機能になります。
施工図だけでなく、竣工図などの作成時に平詳や図枠をリンクさせるだけで効率よく作業が行える便利な機能のため是非知らない方は活用してみてください。
2.TFASでの「外部リンク」の設定方法
まず外部リンクには2種類設定があります。
参照 :編集不可 自動更新
埋め込み:編集可能 手動更新
「参照」で外部リンクを行うと、都度データを読み込みする作業を行うためファイル自体の容量を軽くすることができます。ただ自動更新にすると図面ファイルを開くたびに読み込み作業が生じるため、外部リンク設定が増えるほど読み込みに時間を要します。
「埋め込み」にするとリンクしたデータを編集することができるようになります。
手動で更新することで最新データを読み込むことが可能ですが、外部リンクデータは実際に図面ファイル内に保存された状態となるためデータ容量が大きくなります。
外部リンクしたデータを他者と共有する場合、参照データの場合は参照元データと一緒に共有する必要があり、更にリンク方法によってはファイル階層を合わせて共有する必要性があります。
埋め込みにするとリンク自体は切れてしまっても、リンクしたデータを表示した状態で渡すことができるため、ファイルから抜き出して共有する際にうまく使い分けを行うとよいでしょう。
外部リンクは「挿入→外部リンク→参照(または埋め込み)」から設定を行うことができます。

作業手順を紹介していきます。
①外部リンクしたいファイルを選択します。

ファイルを選択したら選択した図面データを開くことができるので
②リンクしたい範囲を選択します

範囲を選択したら次に
③リンクの基準点を選択します

基準点はX1-Y1通りなど、リンク先と共通の位置を選択するようにしましょう。
図枠などを選択すると通りとずれてしまい外部リンクした際にずれてしまう可能性があります。
④リンク先のファイルを開き基準点を合わせて選択します

次にリンクしたい最初のデータを開きます。
図面切り替えなどで表示を切り替え、先ほど選択した通り芯などの基準に合わせて選択します。
⑤配置角度を入力し決定します。

角度の指定がない場合はそのままエンターを押しましょう。
⑥リンクしたいシートを選択します。

ここでシート選択ですが、TFASの外部リンクはファイル毎のシート単位でリンクを設定します。
外部リンクはシートの数だけ増えてしまうため、極力外部リンクするシートは整理してまとめておくと運用を行いやすくなります。
⑦最後に外部リンクシートの設定を行います。

外部リンクシートはリンク元シート名と同じにするか、独自に変更することも可能です。
シート自体にリンク元情報を入れたり、または分類でまとめた上でリンク元の情報管理を行うなどうまく運用しましょう。
このような手順で外部リンクを行うことが可能です。
3.外部リンクの運用注意点
外部リンクで「参照」した場合、データ自体は触ることができません。
外部リンクの設定を変更したい場合、シートプロパティを開くと「外部リンクタブ」が追加されているため、そこから細かい設定変更を行うことが可能になります。

参照から埋め込みに変更、自動ロードの設定変更、リンク先の変更や再設定などを行うことが可能です。
外部リンクしたファイルはファイル位置やファイル名称、シート名称が変更されてしまうとリンクが切れてしまいます。
リンクが切れた場合の再リンクはシート毎に設定する必要があります。
リンク切れを起こさないためにも、外部リンクを基本として運用する場合は図面のファイル管理ルールを徹底する必要があります。
・ファイル名称を変更せずに上書き更新する
・シート名称を変更せず、該当シート内に作図する内容のルールを決める
・リンクデータを差し替える際の運用ルールを決める
建築図をリンクしたい場合、シート内のデータを一度削除し同シートに複写することでリンクを保ちつつデータを最新に差し替えることが可能になります。
施工図データはファイル名を変更できないため、もし更新時に旧データを保存しておきたい場合は、「名前を付けてファイルの日付を変えて保存」ではなく、「保存前にファイルをコピーし日付を付けて旧フォルダに保存」といった運用を行うようにしましょう。
非常に便利な機能ですが、ファイルの運用ルールをしっかり行い共通認識で運用しなければ管理が成立しません。
現場の図面管理者が必ずルールを最初に決め、作図者全員が共通認識で運用できるようにしましょう。
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