施工管理をしていた時、たまに出張先や応援現場へノートパソコンを持って仕事に出かけることがありますが、
普段デュアルディスプレイを使っていると、ノートパソコン1画面では作業効率が落ちてしまい煩わしく感じます。
CADを使った作業は片方の画面で資料や設計図を見ながら図面を描くことが多く、非常に非効率になります。
しかし急な応援に呼ばれるような現場はモニターなどを準備する時間も余裕もありません。
そんなときに便利な、手元にあるiPadを外付けモニターとして利用できるアプリをご紹介します。
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有料アプリ『Duet Display』
外仕事が頻繁にある場合は持ち運びに便利なモバイルモニターが非常に便利です。
私は図面専業のため、外仕事の際は必ずパソコンとモニターをセットで持ち運んでいます。
ただ、普段事務所で仕事をされる場合は卓上の通常モニターしか使わない方がほとんどだと思います。
もしiPadを持っていれば、有料アプリの『Duet Display』を使用することで外付けモニターと同じように利用することができます。
価格は1,220円(2022年1月時点)と少しかかりますが、買い切り型のため一度購入すれば永続使用が可能です。
まず、iPad側でアプリをインストールします。
次に、使用するパソコンでも同名のアプリをインストールします。
あとはパソコンとiPadを『USB Type-C』のケーブルなどで接続するだけで準備完了。
それぞれのアプリを開けば、特別な設定不要ですぐにモニターとして起動することができます。
このアプリの利点として、iPadで表示している画面をピンチアウトで拡大表示することができます。
TFASの場合、3D表示画面であれば画面をタップすることで3D画像を自由に動かすことも可能です。
操作は少しやりづらいですが、TFASを使えない人でも簡単に操作が可能です。
もちろん、パソコン側のマウスでも同時操作が可能なので、通常の操作も問題なく行えます。
現場施工管理でiPadを使う機会も増えているので、もし普段からiPadを使っている方は是非使ってみてはいかがでしょうか。
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再起動してうまく接続できない場合
アプリを使用中に途中でスリープしたり切断した際に、再起動したときにアプリがうまく起動しない場合があります。
その場合はパソコン側のアプリを一度終了させる必要があります。
パソコン側でスタートメニューより「Duet Display」を開き、『アプリを終了』をクリックしてください。
終了後にアプリを再起動させ、iPadと接続してください。自動的に画面接続を開始します。
アプリを長時間しようしていると、iPad側の画面の動きが少しもっさりしてくることがあります。
その際も一度アプリを再起動させると元に戻るので試してみてください。
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