新型コロナウイルスの影響で近年増えてきているテレワーク。
私は現在フリーランスで基本在宅ワークで仕事をしていますが、自宅では気分が削がれ集中できないことがあります。
そんなときは気分転換も兼ねて、あえて外出先で仕事をするようにしています。
ノマドワーク(オフィスなどの拠点を持たない働き方)と言えばカフェで仕事するイメージがありますが、
がっつり仕事をしたい方はコワーキングスペース(レンタルオフィス)もオススメです。
ただパソコン1つでは仕事が捗らないため、せっかくなら外出先でも事務所と同等の効率で仕事ができるのが理想です。
今回はノマドワークで便利なカバン一つで納まる外出仕事のアイテムをご紹介します。
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目次
ノマドワークアイテムその1・ノートパソコンとインナーケース
まずは必須アイテム『ノートパソコン』。
パソコンはカバンの中に入れるだけでは壊れる危険が高いため、専用のPCインナーケースへの収納をオススメします。
このインナーケースは15インチのパソコンもすっきり収納でき、ポケットに電源コードやHDMI端子のケーブルなどを収納が可能です。
コード類は結構かさばるのと忘れてしまうことが結構あるので、パソコンと一緒に持ち運ぶと非常に便利です。
使用しているのは『サンワサプライ IN-CA11NV』です。2,000~3,000円と低価格なので是非用意しておきましょう。
ノマドワークアイテムその2・ノートパソコンスタンド
パソコンの付属アイテムとして、ノートパソコンスタンドも用意しておくと便利です。
パソコンの熱暴走が防止できるだけでなく、場所によって机が狭かったり低いときにも何かと重宝します。
このスタンドは折り畳みタイプで、専用のケースに入れておけるのでバックの隙間に収納できます。
組み立ても10秒程度。重さも200gなので特に重量は気になりません。
使用しているのは『キング KLS-S シングル』です。1,500~2,000円程度で購入可能です。
ノマドワークアイテムその3・マウスとマウスケース
次にマウスです。ノートパソコンのマウスパッドを使用するのもいいですが、やはりマウス有無で作業効率は大幅に変わります。
カフェやコワーキングスペースによっては机が狭いところもあるので、外仕事では無線で使いやすいマウスを選びましょう。
私はトラックボール型のマウスを愛用しています。これならマウスパッドも不要で、狭い机でも卒なく作業が行えます。
オススメは人気の『ロジクール ワイヤレスマスウ トラックボール M575S』です。価格は5,000円前後。
トラックボールは手も疲れないし使えば半日で慣れますが、マウスは自分のお気に入りのものを使うに限ります。
ただ外出の際にマウスを裸で持ち運ぶと早い頻度で壊れてしまうため、できればケースに入れて持ち運ぶようにしましょう。
ロジクールのトラックボールマウスには専用のケースがあるので便利です。使っている人は一つ持っておくと便利ですよ。
ノマドワークアイテムその4・モバイルモニター
続いてかなり重宝するアイテム・モバイルモニターです。
私は事務所では常に複数のモニターで仕事をしているため、ノートパソコン一つだと作業効率が悪すぎて仕事になりません。
通常のモニターだと電源が必要で重量も重いため持ち運びはほぼ不可能ですが、モバイルモニターであれば電源も不要で軽量なものばかりです。
ケース付きのモニターであれば壊れる心配もありませんし、パソコンのインナーケースに一緒に入れてもいいです。
電源不要のものであれば700~800g程度なので、カバーを付けたiPadとほとんど重さは変わりません。
USB Type-Cが使えるパソコンであれば、コード一つで電源供給とモニター表示が行えます。
ただし接続口があってもパソコンによってはType-Cのみでは画面がつかないことがあるので、その場合はHDMLケーブルと併用して使用しましょう。
出張がよくある方やコワーキングスペースなどで長時間仕事をしたい場合は是非1つ持っておくと便利です。
私は常に2つのモニターを使っています。サイズが異なる程度で使い勝手はどちらも不便なくオススメです。
1つ目が『ASUS(エイエース)MB16AH(15.6型)』です。価格は30,000円前後。モニターを収納するカバーがそのままスタンドになります。
もう一つ愛用しているのが『ASUS(エイスース) ASUS XG17AHPE(17.3型)』で、価格は70,000円前後。
高価ですが17インチのモバイルモニターはなかなかありません。充電タイプでフルなら未充電状態でも2時間くらい使えます。
画面を保護するカバーが磁石になっており、使用時はスタンドになります。上で紹介したインナーケースにもPCと一緒にギリギリ入る大きさです。
画面も大きいので疲れた時や旅先で携帯ゲーム機をつないでリフレッシュなんてのにも。
ノマドワークアイテムその5・iPad
iPadはノマドワークにこそ大きく力を発揮します。
アプリを使用すればモニター替わりにもなり、またメモ帳や資料にコメントを書いてメールで送ることもできます。
コワーキングスペースによっては印刷環境もありますが、印刷してコメント書いてPDFにして送るのはかなりの手間です。
ノマドワークが増えるとノートや資料も紙だと持ち運びが困難なため、今ではすべてのデータをiPadとクラウドデータで持ち運ぶようになりました。
建設業では大量の図面や専門書を確認する機会が多く外仕事は向かないと思っていましたが、今では何一つ不便はありません。
電子化に慣れることで全体的に仕事効率も上がるので、持っている方はどんどんiPadを活用していきましょう。
メモ機能やPDFへの書き込みをする場合は、アップルペンシルが非常になめらかで便利ですのでオススメです。
ノマドワークアイテムその6・ペンケースと充電コード
外出先で忘れていけないのがスマホやiPadの充電コード。
他にもUSBメモリやペン類なども時には必要になるので、細かいものはすべてペンケースに入れてしまうと便利です。
このペンケースは中に仕切りがあるため、ペン類と別にコード類や小物なんかもすべて入れておくことができます。
作業場所によってはコンセントが1か所しかないこともあるので、意外と小型の電源タブが非常に重宝します。
このペンケースは形が四角いので、バックの隙間にフィットするので便利です。amazonで650円と結構安いのでオススメです。
ノマドワークアイテムその7・マイク付きヘッドホン(イヤホン)
意外と忘れがちな必須アイテム、マイク付きイヤホンです。
外出先で電話やリモート打合せなどをする場合、ほとんどの場所がスピーカー禁止でイヤホン対応が必須になります。
リモート打合せを行う場合は必ず準備しておきましょう。
私はスマホで電話する際はBluetoothのイヤホン、PCでリモート打合せをする際はマイク付きイヤホンを使っています。
Bluetoothイヤホンは安いものだと通話が聞こえづらいことが頻繁に起こるので、少し根ははりますがそこそこいいものを使うことをオススメします。
Bluetoothイヤホンは『SONY(ソニー) WF-1000XM4』がオススメ。
価格は30,000円くらいですが、普段音楽を聴くにも十分な性能です。ノイズキャンセリング機能や通話にも使っていて不満は全く感じません。
イヤホンマイクはあまりこだわりはありませんが、USBタイプの方が簡単に接続できるので便利です。
家では両耳のヘッドホンでもいいですが、外では自分の声のヴォリュームもわかるので片耳タイプがオススメです。
ノマドワークアイテムその8・ノートパソコン取付スマホホルダー
無くてもいいけどあると意外と重宝するのがノートパソコンに取付できるスマホホルダー。
外仕事中でも、せっかくなので動画を見ながら作業したい。けど動画でモニターを1画面使うのはもったいない・・・。
そんなときにパソコンの横にスマホを設置すると、ちょうど目線の端に画面がくるので邪魔になりません。
このアイテムなら横にも縦にも設置でき、ある程度サイズの大きいスマホでも安定感があります。
リモート打合せもスマホでログインして使いたい場合にも便利です。
使用しているのは『サンワダイレクト 200-STN054』です。amazonで2,000円程度と非常にリーズナブルながら、使いやすく個人的にかなりオススメの商品です。
ノマドワークアイテムその9・収納リュックサック
最後にこれらのアイテムを持ち運ぶための収納リュックサック。
非常に荷物が多くなるため、頑丈でかつ使いやすいものが理想です。
このカバンは2槽になっており、口を大きく開けるのでパソコンやモニターの出し入れがしやすいです。
ポケットもたくさんあり、脇には防水のペットボトル収納があります。出張時にはスーツケースの取っ手に引っ掛けることも可能なのがうれしい点。
紹介したアイテムを全て入れても本1冊くらいなら入るスペースが余ります。
全部入れると重量はそこそこありますが、ショルダーがしっかりしているので両肩で背負えばそれほど重さは気になりません。
バックはいくつか試してみましたが、個人的にはこれが一番当たりです。見た目もビジネス向けでスマートなのも◎。
使用しているのは『Ballistic Spiri(バリスティック スピリット) BS-4912』。
値段は12,000円前後とそこそこ値が張りますが、頑丈なので長持ちします。もし色々試して迷ってる場合は是非試してみてください。
ノマドワークアイテムを使ってLet’sノマドワーク!
全てのアイテムをセットするとこんな感じです。
正直あまり使わない方はモバイルモニターは一つで十分だと思いますが、外でもこれだけの環境が整えば仕事効率も変わりません。
私の経験でいうと、自宅でもオフィスでも毎日同じ環境では週に一日くらい気分が乗らない日が出てくるものです。
ずっと自宅で自営業されている方も、週に1~2回外仕事をするだけで気分も変わり仕事も捗るので非常におすすめです。
また普段からノマドワークのアイテムを揃えておけば、出張予定や客先訪問の打合せの合間時間などでも気軽に仕事ができます。
どの環境でも仕事効率を上げて休む時はめいっぱい休む。フリーランスだからこそメリハリをつけた生活を実現しましょう。