YouTubeチャンネル「建築設備の図面屋さん」にて、毎週月曜日と水曜日に設備動画を発信していきます。
今回はTFASでの「IFCデータ」の読み込みと出力方法について紹介します。
目次
1.YouTube動画(建築設備の図面屋さん)
動画構成【全編 09:50】
🍀目次🍀
02:09 1. IFCデータの読み込み方法
04:55 2. TFASからIFCの出力方法
05:28 3. IFC出力時のCAD上の設定
BIM活用の推進が進み、建築の3Dモデルや鉄骨3Dデータを受領して設備側に取り込む作業を行ったり、また現場でBIM検討会を行うためにIFCデータにて出力を求められる機会も増えてきています。
3Dデータを他社CADソフトと共有する際に活用する拡張端子がIFCデータで、この形式で出力することで円滑にデータ共有を行うことができます。
設定自体は対して難しくありませんが、出力されるデータは基本的に「3次元データのみ」となるため、二次元の平面図情報や文字情報などは出力の対象外になります。
また平面の位置や高さ情報の登録が必要となるため、出力する上での基本事項を紹介していきますので普段活用したことが無い方はぜひ確認しながら活用ください。
2.TFASでIFCデータの読み込み方法
TFASでIFCデータを読み込む際は、TFASやDWGなど他のCADデータを開く際と同様に、画面上にドラック&ドロップまたは指定アプリから起動で開くことができます。

IFCデータを開くと「IFCインポート」画面が表示されます。
ここで取り込みたいデータを設定されたフロア単位で選択することが可能です。
例えばTFASではフロア別に施工図を管理している場合、該当フロア以外のデータまで取り入れてしまうとデータ量が重たくなり管理が難しくなるため、該当フロアだけ選択することが可能です。
しかし、どこでデータが仕分けされているか開いてみないとわからない部分もあるため、フロアを限定する場合もできれば上下階のデータも一緒に取り込むようにしましょう。

データを取り込むとフロア毎にシートが自動作成されます。

またフロア設定も自動的に作成されます。
BIM・IFCデータにおいてフロア・階高設定は非常に重要な要素になります。
お互いに設定している基準が異なる場合、設定が混在してしまい管理が煩雑になる恐れもあるため、取り込む前に施工図の設定情報を確認しておくようにしましょう。
何も登録していなければ階情報が自動作成されますが、すでに作図している施工図のデータを個別に階設定を合わせないと高さがずれて重なることになります。
フロア設定について詳細確認したい場合は下記記事や動画にてご確認ください。
3.TFASでのIFCデータ出力方法と出力時の設定注意点
ではTFASデータからIFCデータを出力する方法について解説していきます。
出力方法は、他の拡張子DWGやJWWデータを出力するときと同様に、「名前をつけて保存」からファイルの種類を選択する際に「IFCファイル」にすることで出力することが可能です。

ただし出力できるデータは3Dデータのみに限定されるため、サイズやレベル情報、平面図などの情報は出力されません。
また合成する際に位置を合わせる必要がありますが、その基準点が登録されていない場合に調整ができなくなってしまいます。
そのため、出力する前に以下の3点の設定を行うようにしましょう。
①基準原点の設定
②シート基準高さ設定
③建築機能での通り芯データ作成

基準原点は「表示ー基準原点表示」で確認することができます。
基準原点はIFCで出力する際にも反映されるため、X1-Y1通りなどを原点とし共有しておくことで合成する際に合わせることが可能になります。
もし基準原点を変更したい場合は「設定ー基準角設定-基準原点」にて設定変更することが可能です。

また前述の通り、階高設定についても事前に設定しておくことが必要になります。
基準原点はXY軸の位置、階高設定はZ軸の位置設定となります。

その際に、ゼロをどこのレベルにするかを決めておくことが重要になります。
たとえば1FLをゼロとする場合もあればGLをゼロとすることも可能です。
基準高さの考え方が意匠・構造・設備・電気でそれぞれ異なると合成するときにずれが生じてしまう可能性があるため要注意です。
最後に通り芯ですが、二次元データで作図したものはIFCでは出力されませんが、TFASの機能で「建築ー通り芯」作成にて作成したデータはIFCデータでも出力することが可能になります。

基準原点設定にて確認することもできますが、通り芯を入れておくことで共有した際に合成作業が簡易になるため必ず設定しておくようにしましょう。
これらの設定方法は現場でBIM検討会や合成作業を行う場合は必ず共有しなければならない設定となります。
一般的には建築図を基準として合成するため、建築が主体となって行う場合が多いですが、事前に確認できていない場合は出力や入力を行う前に建築の基本設定をどこにしているかを確認するようにしましょう。
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